職業実践専門課程
企業・業界との連携による実践的教育が認められ、文部科学大臣より「職業実践専門課程」の認定を受けています。
※専修学校の専門課程における職業実践専門課程の認定に関する規程(平成25年文部科学大臣告示第133号)
職業実践専門課程とは?
企業等と密接に連携して、最新の実務の「知識・技術・技能」を身につけられる実践的な職業教育に取り組む専門学校の学科を文部科学大臣が認定する制度です。本校では全ての学科が要件を満たしており、実践的教育を取り組む専門学校として認定を受けています。
職業実践専門課程に認定される学科の特徴
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1
教育課程
企業等が参画する「教育課程編成委員会」を設置してカリキュラムを編成している
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2
企業連携実習
企業等と連携して、演習・実習等の授業を実施している
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3
教員研修
企業等と連携して、最新の実務や指導力を修得するための教員研修を実施している
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4
学科評価
企業等が参画して学校評価を実施し、その結果を公表している
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5
情報公開
学校のカリキュラムや教職員等についてホームページで 情報提供している
学生へのメリット
質の高い職業教育
業界や企業との連携により、各専門分野で必要とされる知識・技術を修得できるカリキュラムを編成して、業界ニーズに即した教育を提供しています。また、学校評価にも業界や企業が参加して専門分野の視点から教育内容を検証し、より実践的で質の高い教育を行っています。
実践的な実習環境の提供
専門分野の第一線で活躍している実務担当者を講師に招き、最新の技術や手法、職業意識を学ぶことができます。また、インターンシップや現場見学などにより、最新の実務知識と経験を身につけることができます。
就職に有利
国が認定した実践的で質の高い教育課程を修了したことの証明となり、企業からの高い評価が期待でき、就職に有利です。
卒業証書に記載
卒業証書に「職業実践専門課程」が付記され、実践的な職業能力を修得した証となります。
職業実践専門課程 認定学科※令和6年9月10日現在
企業等と連携した主な実習・演習※令和6年3月現在の情報
学科名 | 教育課程委員および連携実習を行う 業界団体・学術機関・企業 |
企業と連携した実習等(一部抜粋) | |
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ビジネス系 | 総合情報ビジネス科 |
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企業課題解決の第一線で活躍する講師指導のもと、宮城県の観光課題をマーケティング視点で解決する課題解決型学習を実施する。最終発表会では、宮城県経済商工観光部の方からも評価をいただいている。 |
IT・AI系 | 情報システム科 |
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共通のテーマをもとにシステムを構築する。要件定義から設計・実装・テストまで一連の工程を演習する。それぞれの工程において、第一線で活躍しているエンジニアがレビューを行うことで客観的な評価をする能力を養う。また、進捗や成果を管理することで期限内に確実に完了するよう業務を意識した演習を行う。 |
AIシステムエンジニア科 |
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企業で求められる開発手法やツールを利用できるようになること、プログラムの設計から実装までの情報システム開発を行うこと、開発した成果物へのフィードバックを基に企業で求められる品質を確認する事を目的に実践的な演習を行う。 | |
AIテクノロジーエンジニア科 |
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マイコンボード搭載システムの基本的知識を本科生徒へ実務的な視点からの指導を行う。実際にマイコンボードを使用したシステム構築の実習をし評価を行う。 | |
高度ITエンジニア科 |
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システム開発モデル・ソフトウェア工学・プログラミング・テスト・レビュー技法等の知識・技術について学びながら、プロジェクトでの開発におけるコミュニケーション技術やマネジメント技術等を、企業のエンジニアから指導を受ける。 | |
ネットワーク・ セキュリティ系 |
ネットワークシステム科 |
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ネットワーク構築、情報セキュリティに関する授業科目の担当教員と企業の講師により、実習内容、生徒の学修成果の達成度評価指標等について定め、企業等の講師が専門性の高い技術的な指導を行う。 |
サイバーセキュリティ科 |
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ネットワーク設計・構築・保守・監視等の知識・技術について学びながら、実際に現場で行われている情報セキュリティ基盤構築における技能修得を目的として、第一線で活躍しているインフラエンジニアによる実践的な実習・演習を行う。 | |
ゲーム・CG系 | ゲームクリエーター科 |
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現役クリエーターからの実践的指導を受けながら、ゲーム開発専攻は企画書、ゲームCG専攻はデッサンやポートフォリオ(作品集)を制作。また両専攻とも企画立案からチーム開発までをアドバイスを受けながら体験することで、ゲーム業界に必要な技術の修得をはかる。 |
ゲームエンジニア科 |
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現役のゲームクリエイターによる実践的な指導の下、ゲーム開発の一連の流れ(企画立案・開発・リリース)を学び、ゲーム開発者として必要な知識・技術の習得をめざす。また、1年次からゲーム制作の手法・プロのコーディング手法を学ぶことで、実務で通用するコーディング技術を身につける。 | |
CGクリエーター科 |
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CG-ARTS協会から派遣された講師の指導の下、美的表現についてのレクチャーや卒業制作中間合評、卒業制作発表会での作品指導、講評を行う。 | |
Web・ デザイン系 |
Webクリエーター科 |
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マルチデバイス時代において、Webデザイナーとして必要なデザイン力や制作に必須のアプリのスキルに加え、UXデザインにおける開発工程を学びWebサイトのデザインに活かすスキルを修得するための実践的な実習・演習を行う。 |
デジタルデザイン科 |
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グラフィックデザイナーとして必要な技術をアイディエーションからデザインカンプまでのデザインプロセスとして修得することを目的として、企業の第一線で活躍しているデザイナーである講師の指導の下、実践的な実習・演習を行う。 | |
映像・音響・ ミュージック系 |
映像放送科 |
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1年次に学んだカメラワークやスイッチングを駆使して、スタジオ番組制作実習では、現役のディレクター講師から番組制作に流れに沿って、スタジオ番組制作の手順、手法、番組制作の考え方を学修する。 |
音響制作科 |
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PA業務に必要なシステムや機器の役割、働きなどを基礎実習を通して学修する。また、現場経験豊富な講師からPAシステムのセットアップ、オペレート及び出演者とのコミュニケーション手法を学修する。 | |
デジタルミュージック科 |
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アナログシンセサイザー、デジタルシンセサイザーの増幅器、周波数変換などの修得と、DTM音源の各種音色調整法の修得を目的として、第一線で活躍しているサウンドクリエイターの講師の指導の下実践的な実習を行う。 | |
建築系 | 建築科 |
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BIMを用いたモデリングから図面作成、積算、プレゼンテーションまでの一連の操作を修得することを目的として、企業の第一線で活躍している講師の指導の下、実践的な実習・演習を行う。 |
インテリア科 |
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インテリアコーディネーターとして必要な、室内エレメント設計や室内コーディネートの知識・技術を習得することを目的としている。講師は、仙台メディアテークと連携して活躍している人物であり、最新の業界情報・トレンドなどに詳しい。ライブ感の高い実践的な実習・演習を行う。 | |
電気・機械系 | 電気工事科 |
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太陽光発電システムの知識・技術について学び、太陽光電池モジュールの屋根、地上への設置工事等の技能を修得する為、実践的な実習・演習を行う。また、模擬家屋への電気配線実習も行う。高所作業や電気工事で必要な保護具の知識や正しい使い方を習得する。 |
機械CAD設計科 |
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設計技術者として必要な3次元CADの操作方法やモデリングの考え方、また最新の技術動向や3次元データを活用したものづくり方法について修得することを目的として、第一線で活躍している講師の指導の下、実践的な実習・演習を行う。 | |
国際系 | 国際ビジネス科(留学生対象) |
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ビジネスの現場で必要なプレゼンテーション能力について、プレゼンテーションスキル、各種メディアを利用した地域の魅力発信、起業アイディアなどの領域を中心にアドバイスを受けながら、スライド作成や発表などの実習を行う。 |