AIテクノロジーエンジニア科
完全自動運転・ロボットなどさまざまな分野で脚光を浴びるAI技術
超スマート社会の実現に向け、企業等の課題を理解し、必要かつ適切なAIの導入・実装を行い新たな価値を創造できる人材の活躍が期待されています。本学科では、IoT・ロボット・自動車などのキーワードを通して、現場で活躍できるプロフェッショナルなAI人材を輩出します。
- みやぎカーインテリジェント人材育成センター コンソーシアムメンバー校
- TOPPERSプロジェクト特別会員
- 経済産業省「情報処理技術者試験」午前試験免除認定
学びの特色
AIを作成して様々な機器に搭載する
現在、AIはロボットや自動車など様々な機器に搭載され、高品質で便利な製品が開発されています。そのAI開発技術をPythonによるAIプログラム作成から学習用データを作成してAIに学習させて実際に活用するところまで基本から習得します。
今注目されているIoT技術もマスター
飛躍的に発達した技術の代表として5Gがあります。この5Gにより、人・車・建物・インフラなどがネットワークとつながり、町全体が一つのシステムになる実験が始まりました。IoTはそのようなシステムを構築する時に必須の技術となっています。この近未来のシステムを担う技術を習得します。
AIを使用して色々な機器をコントロール
自動車の自動運転に代表されるように人の代わりにAIを使用して各種機器を自動制御する技術が注目されています。それを実現するために必要な電子機器の技術や機器コントロールにAIを利用する技術を基礎から修得します。

取得可能な資格 |
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めざせる職種 |
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学びのステップ
共通カリキュラムでAI技術とコンピュータの基礎を学ぶ
AI・ハードウェア・ソフトウェア・アルゴリズムなどを基礎から学びます。また、「基本情報技術者試験」については、校内で行われる修了試験に合格すると午前試験が免除となります。さらに直前対策授業や全校統一模試など、多角的に弱点を分析し、情報処理技術者試験対策は万全です。

AIを活用できるための知識と技術を学ぶ
AIを様々な機器に組込めるように、ハードとAIソフトのつながりを幅広く学びます。さらに、ディープラーニングなどの機械学習技法や学習データ作成法などのAI技術の学修やAI技術とよく組合わせて使用されるIoT技術をマイコンを使用した実習を通して学修して、AIを活用できるための技術を学びます。

実際にAIを機器に組込める実践的技術をマスター
Google社のAI用ライブラリであるTensorFlowなどを活用して画像解析による機械制御などができるAIシステムを構築できる技術を学修し、応用としてドローンなどの機器にAIを組込む事をめざします。さらに、3年間で身につけた知識・技術を活かし、卒業研究として学習成果をプレゼンテーションで発表します。

Senior's Message

組み込み技術とAI技術を学びより専門性の高い資格に挑戦
東北電子の体験入学会で、高スペックのパソコンをはじめ、電子部品や機材類を豊富に所有していることを知り、IoTに必要なプログラミングを学ぶには最適な環境だと思い、入学を決めました。1年次は基本情報技術者対策の授業が中心で、無事合格。現在はPythonによる画像認識のプログラム作成や、半導体チップPLDにデジタル回路を入力する実習など、実践的なカリキュラムに取り組んでいます。今後は授業で学んだ知識を活かし、応用情報技術者やETEC(組み込みソフトウェア技術者)など、より難易度が高く専門性のある資格に挑戦する予定です。
組み込み技術とAI技術を学びより専門性の高い資格に挑戦
東北電子の体験入学会で、高スペックのパソコンをはじめ、電子部品や機材類を豊富に所有していることを知り、IoTに必要なプログラミングを学ぶには最適な環境だと思い、入学を決めました。1年次は基本情報技術者対策の授業が中心で、無事合格。現在はPythonによる画像認識のプログラム作成や、半導体チップPLDにデジタル回路を入力する実習など、実践的なカリキュラムに取り組んでいます。今後は授業で学んだ知識を活かし、応用情報技術者やETEC(組み込みソフトウェア技術者)など、より難易度が高く専門性のある資格に挑戦する予定です。
Teacher's Advice
さまざまな分野で役立つ技術が身につきます。

OB&OG INTERVIEW
事故を起こさない安心・安全な自動車づくりに貢献したい
家電や自動車など、身近なものを制御するコンピューターの勉強をしたいと思い進学しました。在学中は、元エンジニアで経験豊富な先生方による実践的な授業を受けることができ、楽しみながら学ぶことができました。現在は最先端のマイコン向けに国際規格に沿った基幹ソフトを開発するという、大変ながらもやりがいのある業務に携わっており、日々充実しています。授業を大切にするということがエンジニアへの近道だと思います。

2017年4月 アイシン・コムクルーズ株式会社入社
2019年10月 経営統合により「アイシン・ソフトウェア株式会社」へ社名変更
制御ソフトウェア開発エンジニア
鈴木 興大さん
組込みシステム科(現:AIテクノロジーエンジニア科) 2016年度卒業(宮城県出身)