建築科

職業実践専門課程
建築系
2年制定員40名

住宅からビルまで、あらゆる建築業界で活躍できる「建築士」をめざす

理論を重視した学びの建築工学専攻、実務に即した実習重視のCAD設計専攻で、建築関係の仕事に必要な理論と実習を基礎から専門的内容までしっかりと学びます。住宅設計者に必要な「二級建築士」、ビル設計者に必要な「一級建築士」も受験可能(一級の免許登録には合格と実務経験4年)。

  • 国土交通大臣指定「一級建築士」指定科目履修学科(登録には実務経験4年)
  • 国土交通大臣指定「二級建築士」指定科目履修学科
  • 国土交通大臣指定「木造建築士」指定科目履修学科
  • 国土交通大臣指定「1級建築施工管理技士」受験資格認定(実務経験5年)
  • 国土交通大臣指定「2級建築施工管理技士」受験資格認定(実務経験2年)

学びの特色

一級建築士、二級建築士、木造建築士は卒業と同時に受験可能な国土交通大臣指定科目履修学科

本学科は一級建築士試験、二級建築士試験、木造建築士試験が卒業と同時に受験可能な指定科目履修学科です。また、建築工事に必須の国家資格である2級建築施工管理技士補は在学中に受験します。試験対策も講義授業でしっかりとサポートします。

最初からBIM。ビジュアルな実習で分かりやすく建築を理解

最先端のCADであるBIM(ビルディングインフォメーションモデリング)は、コンピュータの中に3次元の柱や壁をおいていくと、同時に図面ができていきます。図面の書き方を覚えて、そこから建物を想像する、これまでの勉強の仕方に比べて、驚くほど容易で確実に建築の理解と図面表現方法が学べます。その上で業界で普及しているCADや手描きの図面も学び実践力を身に付けます。

業界最先端の設計環境でプレゼンテーション力が身につく。

建築は人々の要望を形にする仕事です。そのため、建築する前のシミュレーションが重要です。VR(バーチャルリアリティ)で建物の中に入りながら設計し、パース・アニメーションでプレゼンテーション、そんな最先端の設計環境があなたの表現力を高めます。

取得可能な資格
  • 一級建築士(登録には実務経験4年以上)
  • 二級建築士
  • 木造建築士
  • 1級建築施工管理技士(実務経験5年以上)
  • 2級建築施工管理技士(実務経験2年以上)
  • 2級建築施工管理技士補
  • 宅地建物取引士
  • 福祉住環境コーディネーター
  • CAD利用技術者
めざせる職種
  • 設計士
  • 建築施工管理技士
  • 建築コンサルタント
  • CADオペレーター
  • ハウジングアドバイザー

学びのステップ

1年次

建築設計の土台となる基礎づくり

まず「建築」を理解するために建築計画と建築構造の知識を学びます。また設計製図の基礎、CAD操作方法、プレゼンテーションの技術を身につけます。これらを総合し、住宅の実施設計図面作成、公共建築の企画設計提案に取り組みます。

2年次

建築実務を理解する実践的な学び

「建築実務」をより具体的に把握するため、建築材料・生産・法規を学びます。また現代社会が求める建築、環境・設備など建築計画をより深く修得します。作品は業界団体の主催する建築設計競技で発表し評価を受けます。卒業制作では、テーマに基づいた個人制作を行い、これまで学んだ学習と表現力を活かし実践力を身につけます。

建築工学専攻

資格取得をめざし実践力を培う

在学中に受験する2級建築施工管理技術検定試験の第一次検定試験対策、および卒業と同時に受験できる二級建築士試験の問題演習を通して学びます。

CAD設計専攻

特徴ある多くのCADを作品に取り入れ実践力を培う

建築業界で現在普及している複数のCADの操作方法を修得し、建築法規チェック図面の作成やパラメトリックデザイン手法を学び、CAD利用技術者としての実践力を高めます。

Senior's Message

塚本 萌さん
宮城県 宮城県工業高校出身
建築工学専攻

製図のレベルが上がると同時に自分の成長を実感できます

家の構造やデザインに興味があり、高校はインテリア科に。製図の授業が楽しく、建築をもっと専門的に学び、目標である二級建築士に向けた知識を得たいと本校を選びました。どの授業も内容が濃く、面白い課題がたくさん。名作住宅をBIMで再現する課題では、ルイス・カーンのフィッシャー邸の製図に挑戦しました。こだわればこだわるほどクオリティが上がり、楽しかったと同時に建築の奥深さも実感。完成したときの達成感は、次の学習意欲へと繋がっています。将来の夢は住宅設計士。見た目、性能ともに妥協のない家づくりに携わりたいです。

製図のレベルが上がると同時に自分の成長を実感できます

家の構造やデザインに興味があり、高校はインテリア科に。製図の授業が楽しく、建築をもっと専門的に学び、目標である二級建築士に向けた知識を得たいと本校を選びました。どの授業も内容が濃く、面白い課題がたくさん。名作住宅をBIMで再現する課題では、ルイス・カーンのフィッシャー邸の製図に挑戦しました。こだわればこだわるほどクオリティが上がり、楽しかったと同時に建築の奥深さも実感。完成したときの達成感は、次の学習意欲へと繋がっています。将来の夢は住宅設計士。見た目、性能ともに妥協のない家づくりに携わりたいです。

小野 裕夢さん
秋田県 秋田工業高校出身
CAD設計専攻

3DCADの製作を通して建物の構造を深く学べます

高校の建築科での学びを深めつつ、コンピュータの操作技術も身につけたいと思いCAD設計専攻を選択しました。高校でも2次元のCAD設計は学びましたが、本学科では異なるソフトを用いて3次元で表現します。柱や壁の内側など細かい設定ができ、より複雑な製作に取り組んでいます。授業のおかげで建物の構造や用語が理解でき、知識が深まったと実感しています。また先生方は、「実際の現場ではこう建てている」など仕事に直結する指導をしてくださるので、今学んでいることは将来役立つと確信しています。卒業後は二級建築士の取得と、住宅の設計者をめざします。

3DCADの製作を通して建物の構造を深く学べます

高校の建築科での学びを深めつつ、コンピュータの操作技術も身につけたいと思いCAD設計専攻を選択しました。高校でも2次元のCAD設計は学びましたが、本学科では異なるソフトを用いて3次元で表現します。柱や壁の内側など細かい設定ができ、より複雑な製作に取り組んでいます。授業のおかげで建物の構造や用語が理解でき、知識が深まったと実感しています。また先生方は、「実際の現場ではこう建てている」など仕事に直結する指導をしてくださるので、今学んでいることは将来役立つと確信しています。卒業後は二級建築士の取得と、住宅の設計者をめざします。

Teacher's Advice

建築の楽しさを伝えたい

建築は社会の基盤であり、未来を創る仕事です。自由な発想でイメージを膨らませ、CADを使ってビジュアルに表現する。自分の個性や社会に対する思いを、建築デザインで表現することを修得していきましょう。ものをつくるのが楽しくてしょうがない人、表現方法や社会状況の理解などもふまえて、一緒に学んでいきましょう。
氏家 真史先生

OB&OG INTERVIEW

建物をつくって人の役に立つことができる仕事にやりがいを感じます。

入社してから1年目は施工図の作成に携わり、2年目からは現場管理として鉄骨の建て方を管理しています。図面も現場もどちらも難しく大変ですが、優しい先輩方のおかげで日々の業務に向かえています。まだまだ先輩との差を感じることが多いので、3年目は建築の勉強や、職人さんたちとのコミュニケーションに力を入れて頑張っていきたいです。東北電子は、建築の基礎をしっかりと学べる場所です。社会に出た際、学校で学んだ基礎は確実に自分を支えてくれますので、皆さんも勉強を頑張ってください。

カメイ株式会社
2020年4月 入社

宮城支店 建設事業課 工事管理グループ

真籠 智也さん

建築科 2019年度卒業(岩手県 一関工業高校出身)

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