サイバーセキュリティ科

職業実践専門課程
ネットワーク・
セキュリティ系
3年制定員30名

サイバーセキュリティアナリストとしてのキャリアをめざす為の第一歩。

セキュリティ人材は、質的にも量的にも圧倒的に不足しており、人材育成は喫緊の課題といわれ、日本のみならず世界中において最重要課題のひとつです。本学科ではサイバーセキュリティの基本原則、基礎知識、コアスキルに必要な知識とスキルを身につけて、インフラ・セキュリティ業界で活躍できるエンジニアを育成します。

  • SEA/Jアカデミープログラム認定
  • シスコ・ネットワーキング アカデミー・プログラム実施
  • LPIアカデミックパートナー認定
  • LPI-Japanアカデミック認定
  • CompTIA Authorized Academy
  • AWS Academy認定
  • 経済産業省「情報処理技術者試験」科目A試験免除認定

学びの特色

複雑化/高度化するサイバー脅威分析とインシデント対応

サイバーセキュリティ対策を、コンピュータネットワーク機器の大手、Cisco社が提供するシスコ・ネットワーキング・アカデミー「CCNA Cyber Ops」認定プログラムで体系的に学びます。 ※「CCNA Cyber Ops」は、セキュリティ監視センターに関する知識やスキルが求められるサイバーセキュリティのIT資格です。

ネットワーキング技術の基礎スキルをマスター

ネットワーキング技術の基礎スキルを、コンピュータネットワーク機器の大手、Cisco社が提供するシスコ・ネットワーキング・アカデミー「CCNA」認定プログラムで体系的に学びます。 ※「CCNA」は、ネットワーキング技術に関する知識やスキルが求められるネットワークのIT資格です。

Linuxをマスターし、仮想化、セキュリティ関連のオープンソースソフトウェアを活用

Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアは、企業や行政機関、地方自治体などの部門システムから基幹システムにいたるまで、様々な領域に適用範囲が拡大しています。Linuxをマスターすることで、ネットワーク・サーバの仮想化、セキュリティログの収集・分析・可視化等のオープンソースウェアの活用スキルを習得します。

主に使用するソフト
  • Linux
  • Windows 10(OS)
  • Windows 11(OS)
  • VMware
  • Oracle VM VirtualBox
  • Cisco Packet Tracer
  • Elastic Stack
  • Wireshark
  • AWS
  • Microsoft PowerPoint
  • Microsoft Excel
  • Microsoft Word
取得可能な資格
  • 基本情報技術者
  • 情報セキュリティマネジメント
  • ITパスポート
  • ネットワークスペシャリスト
  • 情報処理安全確保支援士
  • CompTIA認定資格
  • CCNA (シスコ技術者認定)
  • 情報検定(J検)情報システム試験
  • 情報検定(J検)情報活用試験
  • SEA/J情報セキュリティ技術認定
  • LinuC(Linux技術者認定試験)
  • LPIC(Linux技術者認定試験)
  • Linux Essentials(Linux技術者認定試験)
めざせる職種
  • ネットワークエンジニア
  • サーバエンジニア
  • インフラエンジニア
  • セキュリティアナリスト
  • セキュリティエンジニア

学びのステップ

1年次

共通カリキュラムでITの基礎から学ぶ

ハードウェア・ソフトウェア・アルゴリズムなどを基礎から学びます。また、「基本情報技術者試験」については、校内で行われる修了試験に合格すると科目A試験が免除となります。さらに直前対策授業や全校統一模試など、多角的に弱点を分析し、情報処理技術者試験対策は万全です。

2年次

ネットワーク構築と情報セキュリティを学ぶ

シスコシステムズ社が提供するシスコネットワーキングアカデミーのCCNAカリキュラム(ネットワークの構築・管理・運用に必要とされるルーティング・スイッチングの設定・検証等)とSEA/J(Security Education Alliance/Japan)が提供するSEA/JアカデミーカリキュラムのSEA/J基礎・応用コース(情報セキュリティの対策計画を立て、リスク分析に基づいた適切なセキュリティ対策の実施・提案)を学び、シスコ技術者認定資格とSEA/J情報セキュリティ技術認定資格にチャレンジします。

3年次

仮想化環境を利用し、サイバーセキュリティ対策を学ぶ

ICTインフラ構築における仮想化技術、認証連携技術、アカウント管理技術、そして、シスコシステムズ社が提供するシスコネットワーキングアカデミーのCCNA Cybersecurity Operationsカリキュラムで、サイバー空間における事件や事故が発生した場合の対策手段(インシデントレスポンス)について学びます。そして、協働学習として、ネットワーク構築・セキュリティ対策スキルを競う学内コンテストを主催し、企画・運営することで社会人基礎力も高めます。

Senior's Message

湯瀬 倖大さん
秋田県 秋田商業高校出身

やればやるほど実力がつくので授業のたびに楽しさが増します

高校の授業でITを学び感じたのがセキュリティの大切さ。セキュリティ人材は需要が高いと知り、3年間で高度な知識を身に付けたくて入学しました。1年次は基本情報技術者の資格取得に向けて基礎的なことを学び、2年次はシミュレーターを使った演習などを行います。特に好きな授業は「ルータ構築」。実機を使いグループでネットワークを構築するのですが、クラスの仲間と一緒に技術アップができて楽しいです。また、企業に伺って学ぶ機会があり、学校ではできない規模の大きなネットワーク構築も経験できました。多角的な授業で刺激のある毎日です。

やればやるほど実力がつくので授業のたびに楽しさが増します

高校の授業でITを学び感じたのがセキュリティの大切さ。セキュリティ人材は需要が高いと知り、3年間で高度な知識を身に付けたくて入学しました。1年次は基本情報技術者の資格取得に向けて基礎的なことを学び、2年次はシミュレーターを使った演習などを行います。特に好きな授業は「ルータ構築」。実機を使いグループでネットワークを構築するのですが、クラスの仲間と一緒に技術アップができて楽しいです。また、企業に伺って学ぶ機会があり、学校ではできない規模の大きなネットワーク構築も経験できました。多角的な授業で刺激のある毎日です。

Teacher's Advice

社会インフラとしてのネットワークを支え、セキュリティを高め、より安心・安全な環境を提供。

ICT環境のインフラを支える仮想化技術、情報セキュリティ、障害対応等を学び、サーバ、ストレージ、ネットワークの設計・構築・運用・保守が出来るエンジニアの育成をカリキュラムの柱にしています。そして、インシデント発生の抑止、インシデント発生時の被害最小化を目的としたSOC/CSIRT部門にも対応出来る人材育成に力を入れており、知識や機能の面ばかりではなく、実務を意識した演習・実習を重要視しています。
竹村 健司先生

OB&OG INTERVIEW

高校時代夢見たインフラに携わる仕事に就いています

通信・インフラという社会に欠かせない仕事に携わりたいと考え、東北電子へ入学。在学中は、サーバやネットワークの授業・実習を通して、基本情報技術者やCCNAなど、専門的な資格を取得しました。現在は学校で学んだ知識を活かして、サーバやネットワーク構築等の業務に携わっています。常に新しいスキルや知識を求められる職場です。より専門的な知識を身につけて、社内・社外ともに頼られる存在になりたいですね。専門学校に入ったら受け身になって授業を受けるだけでなく、積極的に資格取得をめざしてください。

リコージャパン株式会社
2019年4月 入社

東北ソリューション部ICT基盤1G インフラエンジニア

岡田 湧磨さん

ネットワークセキュリティ科(現:サイバーセキュリティ)
2018年度卒業(宮城県 古川工業高校出身)

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