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足場架け払い講習会

2023年3月 1日 12:22 建築大工技能科

本校では職業実践専門課程の一環として「足場の組立特別教育」を行っています。
作業手順や注意事項についてしっかりと講習を受け、高所作業となるため当然のことですが、ヘルメットやフルハーネス(安全帯)を着用し安全第一で作業を進めました。
ヘルメットやフルハーネスについては以前安全講習会を受講していますのでその重要性は皆が理解しています。

まず、今年度模擬家屋の上棟の際に使用していた、足場の払い作業(解体)を行いました。
最上部班、中間部班、地上班で役割分担をし上部で解体した部材を中間で受け取り、地上に部材の種類別に並べ、1時間ほどで解体が終わりました。
普段から扱っている木材と違い、部材は鉄製で一見軽く見えますが、長さ4mくらいある建地と呼ばれる部材を思い通りに動かすのには苦労していたようです。

上部より解体

材料の受け渡し

解体終了

今度は、昨年度の模擬家屋を解体するのに足場を架けるため、先ほど解体した部材を隣の建物まで移動します。よく街で走っているのを見かけると思いますが、2トントラック1台分になろうか?という量になります。

資材全景

部材仮並べ

手すり部材

建物の大きさと使用する部材寸法の組み合わせなどを考慮して建物との離れ寸法を決めます。
近すぎると身動きするのにも困難になったり、道具を使うスぺースが無くなりますし、離れすぎると隙間から落下の危険があります。
離れ寸法が決まったら、下から順序良く組み立てていき、最後に昇降用の階段を付けて1時間半ほどで架け終わりました。

離れ寸法の検討

建地を建てる

昇降用階段設置

架け作業終了

本来であれば、落下飛来防止のためのメッシュシートまで張るのですが、実習棟の建物の中での作業なので省略します。

地方によるのかもしれませんが、足場を組み立てることを架ける、解体することを払う。というように、架け払いという言葉を使います。

これで安全に模擬家屋の解体作業が進められます。解体・後片付けが終わると新年度の模擬家屋の準備が始まります。

東北電子建築大工技能科では在学中に2棟の家を実際に建てる!という一連の作業を行います。