上棟式を終えて ～その後（２）～

2023年12月10日 14:54 建築大工技能科

今回は、前回の外部作業と並行して行われていた内部の状況をお伝えします。

まずは１階の床組みを先行して行い作業性の向上もはかります。

大引きの高さを調整し、平らな床ができるようにします。
その後、根太を等間隔に配置し、断熱材を入れ下地合板を貼ります。

天井の下地を組んだ後、本校電気工事科の宅内配線が終わり、断熱材を充填し気密工事を行い、石膏ボードを並べて行きます。

断熱材にも室内側にする向きが決まっており、隙間なく充填していかないと結露の原因となり、最悪の場合、溜まった水が室内に漏れ出すというような施工不良によるトラブルもあります。

東北電子専門学校の建築大工技能科では在学中に2棟の家を実際に建てる！という一連の作業を行います。