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ゲーム業界内定者インタビュー Vol.3
2022年3月 4日 11:33 ゲームエンジニア科
今年度ゲームエンジニア科でゲーム会社に就職がきまった学生にインタビューしてみました 最終回です!
第3弾は、山田翔太くんと菅野くんです!
前回も山田(零生 )くんいたから、今回の山田くんは翔太くんね。
翔太くん:はい。
普段呼びなれてないから呼びにくい......。菅野くんの方が下の名前呼びなれてるんだけどね
菅野くん:菅野、同じ学年に3人いますからねー。
さてさて、就職先の企業について教えてください!
翔太くん:株式会社シフォンにゲームプログラマで就職決まりました。
菅野くん:株式会社トーセにゲームプログラマで内定もらいました。いろんなゲームの開発をしている会社です。
トーセはいろいろかかわってるもんねー。
菅野くん:そうですね。
さて、2人が就職用の作品でこだわったことは?
菅野くん:「広い、軽い、綺麗」な地形を自動生成する機能です。機能的にはLOD、レイキャストをするポリゴン検索、バンプマッピング等を使用しています。
翔太くん:NPCのAI部分がアピールポイントです。世界や、他プレイヤーの状態から自分が何をすべきかを判断して、やるべきことのタスクを切り替えるなどを行いました。
他にもコーディング全体を通して自分以外の人が使うことを想定したり、C++17/20で追加された構文や様々なイディオムを用いてモダンな記述を心掛けました。
菅野くん:おー!
おー!なんかできるプログラマっぽい!就職活動は苦労した?
翔太くん:自身の作品が企業に出せるレベルまで到達するのが回りと比べて遅かったためかなり焦っていました。他にもやるべきことが多かったため何から手をつけていいか分からなくなりました。
菅野くん:内定が取れず、焦りに焦り、精神的に辛くなったことです。
翔太くんは飄々とやってたように見えたけど、焦ってたんだねー。教員からすると業界行けるレベルだし、自主的に活動してるから手かけなかったんだけど。
翔太くん:ですね。他の学生は指導されてるのに、僕は何もされてないって思ってました。
できる子でやれる子には手をかけない主義なの!菅野くんは内定出るの遅かったしねー。まさかトーセに決まるとは......えらい!
菅野くん:結構焦ってたんで、就職の先生に相談してましたよー。
担任は焦ってる・不安系の相談には役に立たないからね。
菅野くん:いや、そんなこと......ありますね!
さて、専門学校で一番頑張ったことは??なんか就職の面接の質問みたいだけど。
翔太くん:授業で受けた内容はもちろんですが自分は放課後や休日などの時間に力を入れました。
気になること、わからないこと、結果はわかるがなぜそうなるかがわからないものなど、自分が納得できるまで調べたり、試したりして理解を深めていきました。
菅野くん:学んだことのない分野を理解することです。具体的には、シェーダーやデザイン、モデリング系とか。
学校の授業じゃ足りないからねー。じゃあ、専門学校入学前にもっとやっとけばよかったってことは?
菅野くん:資格取得とPC購入費用稼ぐためのバイトかな。専門学校でゲーム制作に集中できるように、どっちかでも高校時代にやっとけばよかった。
翔太くん:もっとたくさん遊んでおけばよかったなーと。学校入ったらゲーム制作とかで時間に余裕なくなっちゃうんで。
最後に高校生に向けたメッセージを!
菅野くん:ゲーム会社の方からみると、私たちが学んできたことは「最低保証」程度です。
面接では自身のやりたいこと、できることは誤魔化さず事実を明確にして伝えることが大切だと思います。
翔太くん:わからないことなどをそのままにせずに完全に理解したと豪語できる自信を持てるぐらいに、貪欲に学んでいくことが大切だと思います。
周りに自分を助けてくれる人がいるので、頼ることも重要だと思います。
以上、ゲーム業界内定者インタビュー Vol.3でした!!
2人とも協力ありがとう!!