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木造軸組実習 前半編
2023年8月18日 10:32 建築科
建築科1年生は企業連携授業の一環として、建築大工技能科が普段使用している岩沼の実習棟において木造軸組みを実施しました。
2週にわたって実施するのですが、今回は前半編です。
昨年同様3.64m×5.46mの大きさで平屋に挑戦です。
屋根の形も切妻ではなく、片側をより難易度の高い寄棟にします。
まずは全員で設計図となる板図(手板)を作りますが、建築大工技能科で使った9mmの板を再使用するため、人数分に切り分けるのも一苦労です。
切り出し
手板作成中
6つの班に分かれ土台の墨付けをしていきます。
建築大工技能科も各班のサポートに加わりました。普段座学で一緒に学習することも多いのでチームワークもばっちりのようです。
真剣に聞いています
いよいよ墨付け
墨付けが終わったら、ミスのないことを確認して刻み作業に入ります。
桁(※1)や母屋(※2)まで加工して前半戦終了です。
建築大工技能科もお手伝い
全景
建築大工技能科の見本
だんだん出来て来ました
簡単な用語説明
※1:桁とは建物の柱の上に掛け渡して、柱が倒れないようにささえとする材木。屋根を支える。
※2:母屋(もや)とは屋根の部材の一部で、屋根の最も高いところにある棟木と平行して配され、軒桁との間で垂木を支えています。