電気工事科

職業実践専門課程
電気・機械系
2年制定員30名

電気エネルギー業界のプロフェッショナルをめざす

重要なライフラインである電気。その電気に関する工事を行うためには、国家資格が必要になります。本学科では一般住宅の低電圧の電気工事を行う「第二種電気工事」、ビルや工場等、高電圧の電気工事を行う「第一種電気工事」の両方を取得し、電気工事や保守の現場で活躍する技術者をめざします。

  • 経済産業省「第二種電気工事士」養成施設
  • 国土交通省「電気工事施工管理技術検定」受験資格認定
  • 一般社団法人太陽光発電協会「PVマスター施工技術者」認証研修機関
  • 一般社団法人 日本PVプランナー協会エネルギーマネジメントアドバイザーアカデミック認定校

学びの特色

1年次に「第一種電気工事士」合格をめざす!

目標は、1年次の第一種電気工事士合格。電気の知識がない人でも合格できるようにカリキュラムを編成しています。更に、2年次には「2級電気工事施工管理技士補」合格をめざします。

国家資格の「第二種電気工事士」は卒業時に取得

本学科は、経済産業省の「第二種電気工事士養成施設」として認定を受けていますので、筆記試験や技能試験が免除され卒業時に取得可能です。(ただし、校内の試験結果や出席時間などの基準を満たす必要があります)。

太陽光発電設備工事、通信工事もできるスペシャリストをめざす

本校は、一般社団法人 太陽光発電協会が認証した太陽光発電システムの住宅・地上設置及び保守点検の技術者育成のための研修(認証研修)を行うことができる教育機関としては日本で唯一の「認証研修機関」です。そのため在学中にPVマスター施工技術者の認定試験のための受験資格が得られます。もちろん、通信工事に必要な「工事担任者」や電力自由化時代に必要な「エネルギーマネジメントアドバイザー」の資格取得も可能です。

主に使用するソフト
  • Microsoft Word
  • Microsoft Excel
  • Microsoft PowerPoint
  • Jw_cad
取得可能な資格
  • 第一種電気工事士
  • 第二種電気工事士(卒業時に取得)
  • 工事担任者 第二級デジタル通信
  • エネルギーマネジメントアドバイザー
  • 2級電気工事施工管理技士(実務経験2年以上)
  • 2級電気工事施工管理技士補
  • PVマスター施工技術者
めざせる職種
  • 電気工事技術者
  • 電気工事施工管理技術者
  • 通信工事技術者
  • 電気設備保守管理技術者
  • PV施工技術者

学びのステップ

1年次

電気の基礎知識と技術を学ぶ

電気工事士への第一歩は「電気とは何か?」を知ることから始まります。理論と実習を組み合わせたカリキュラムによって、電気に関する基礎や電気工事施工技術について学び、資格取得のための基礎固めをします。さらには「第一種電気工事士」「工事担任者」試験の対策授業にも重点を置き合格をめざします。そして、太陽光発電システムの住宅・地上設置及び保守点検やエネルギーマネジメント、工事の安全に至るまで幅広く学びます。

2年次

資格取得と実践力を身につける

1年次で学んだ基礎をふまえ、送電や配電などの関連知識や検査方法、測定機器の使用法など、より実践的な技術を修得します。さらに電気保安に関するさまざまな法律も学ぶことにより、「2級電気工事施工管理技士補」の合格をめざします。実習では、模擬家屋を使用した屋内配線やモーターのシーケンス制御、また電気図面をCADで描く等実践的な内容を学びます。

Senior's Message

相澤 瑞稀さん
宮城県 松島高校出身

資格と技術を両方取得して卒業後は父と同じ電気工事士に

電気工事業を営む父の仕事ぶりに憧れて、電気工事士の資格を取得するために入学しました。電気の勉強はゼロからのスタートで不安もありましたが、授業は分かりやすく、試験対策もしてくれるので、第一種電気工事士はじめ4つの資格を取得できました!実習ではCADを使って配電図を作製したり、実際に配線工事を行ったりと、就職後に役に立つ実践的な学びにワクワク。休日に父の仕事を手伝っていますが、作業内容が理解できるので電気工事士としての知識や技術が身に付いていると実感しています。

資格と技術を両方取得して卒業後は父と同じ電気工事士に

電気工事業を営む父の仕事ぶりに憧れて、電気工事士の資格を取得するために入学しました。電気の勉強はゼロからのスタートで不安もありましたが、授業は分かりやすく、試験対策もしてくれるので、第一種電気工事士はじめ4つの資格を取得できました!実習ではCADを使って配電図を作製したり、実際に配線工事を行ったりと、就職後に役に立つ実践的な学びにワクワク。休日に父の仕事を手伝っていますが、作業内容が理解できるので電気工事士としての知識や技術が身に付いていると実感しています。

Teacher's Advice

現代社会を支える電気のA to Zを身につけよう!

電気は社会生活の基盤であり、絶対に必要なものです。情報化が進み、通信分野がさらに進化する今後は電気の役割はますます重要になっていくでしょう。そうした時代の担い手が電気工事士です。現代社会を支える電気の知識や技能を、この学科でしっかりと身につけ、将来の可能性を大きく広げよう。
横田 広先生

OB&OG INTERVIEW

未来のビジョンを明確に描き、夢を実現することができました

父の影響を受けて電気関係の仕事に就きたいと思い、電気工事科を選びました。在学中には第一種電気工事士を取得することができ、それが今の仕事に活かされています。現在の仕事は、電気という生活に欠かせないインフラを支える業務に携わっており、日々高い使命感を持って仕事に取り組んでいます。電力を通して地域社会に貢献できていることに、やりがいと誇りを感じています。今後は、お客様にエネルギーを安定的に提供できるように、さらなるスキルアップをめざしていきたいです。

東北電力ネットワーク株式会社
2012年4月 東北電力株式会社入社
2020年4月 東北電力ネットワーク株式会社の設立(分社化)に伴い転籍

宮城制御所 技術職

杉下 卓也さん

電気工事科 2011年度卒業(宮城県 聖和学園高校出身)

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