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医療情報分野での活躍が期待できるITエンジニアをめざして

2024年11月 8日 14:45 モバイルアプリケーション科

本学科からはじめて「医療情報技師能力検定試験(※)」の合格者が出ました。
合格されたNさんは、理学療法士として医療介護現場での経験を積まれた後本校に入学され、これまでに国家試験(基本情報技術者)など、難易度の高い試験に合格されてきましたが、学生生活の集大成としてこの試験にチャレンジすることを決め、合格を勝ち取りました。
すでに医療系システム開発も行っているIT企業に入社が内定しており、卒業後は医療分野に強いITエンジニアとしておおいに活躍されることでしょう。

医療現場のIT化が加速している現在、ITと医療の両分野に強い人材の活躍できる場は今後さらに広がることと思われます。自分の将来を見据えて行動され、成果を上げられたNさんに拍手を送ります。

Nさん(宮城県 白石高校出身)コメント

Q.医療情報技師能力検定試験とはどんな試験なのですか?

医療とIT、両分野の高度な知識を持って医療情報に携わる人材を認定するための資格試験です。
医学・医療系、情報処理技術系、医療情報システム系の3科目の試験からなり、3科目すべてに合格することで認定されます。

Q.試験の難易度は?

情報処理系の科目は、国家試験(基本情報技術者レベル)の問題が解ける人なら合格ラインを越えられると思います。一方、医療分野の問題は医療現場での経験がないと合格レベルに達するのは難しいと感じました。

Q.どんな勉強をされましたか?

ひたすら過去問題を解きました。
特に医療分野の法律関連の問題が難しく、暗記に苦労しました。また、統計分野の問題が難しかったです。

Q.この資格試験の受験を検討している方々に一言。

ITと医療の両分野に関わる仕事に就くことを希望される方にはお勧めします。

Q.最後に一言。

この試験には、さらに上のグレード(上級医療情報技師)が存在します。就職後も勉強を続けてさらに上をめざしたいと思います!

※医療情報技師能力検定試験は「日本医療情報学会」が運営する民間資格です。