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上棟式に向けて準備中
2024年8月30日 15:26 建築大工技能科
建築大工技能科の模擬家屋ですが、夏休み期間中作業がストップしていたので更新が止まっておりました。いよいよ9月9日(月)に開催予定の上棟式に向けて、建て方作業が開始されました。
暑さのため夏休み前に終わらせるはずだった作業が残ってしまっていたので、大急ぎで終わらせます。
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残った作業
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さぁ建てるぞ!
刻み作業が完了したら、いよいよ柱を建てていきます。
管柱(くだばしら)と呼ばれる1階と2階にそれぞれ入っている柱と、通し柱と呼ばれる1階と2階を貫く1本の長い柱を建てていきます。
柱と柱をつなぐ梁・桁を掛けて2階の床組みを作っていきますが、本校では根太レス工法を採用していますので、910mm間隔の格子状に組んでいき、羽子板ボルトなど接合金物を使い、より丈夫な建物に仕上げていきます。
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柱建て
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桁組作業
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床組み全景
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下から
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羽子板ボルト
このあと先行して2階の床合板を貼り、足場を良くして2階部分の建て方作業を行います。
安全第一で作業をするため、外部足場先行で作業します。足場があると材料を搬入するのに手間取るため、面倒がる職人さんもいます。
フルハーネス安全帯も着用し安全対策もしっかりです。
梁や桁の上での高所作業の際は足場板を使用し、作業時の足の踏み外しなどのないように、より安全性・作業性の高い環境を作ります。
東北電子専門学校の建築大工技能科では在学中に2棟の家を実際に建てる!という一連の作業を行います。