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技能実習の授業が始まりました
2022年5月18日 09:13 建築大工技能科
講師の先生や先輩方に教えてもらいながら、新1年生の技能実習がスタート。
まずはこれから使う自分の道具を作っています。
お店に並んでいるものを買ってきてそのまま使うことはできません。
以前職人さんが、何年も使い込んで自分のクセがついてこそ、初めて道具と呼べる!という事話してくれました。
その道具をしまっておく道具箱作りが最初の作品です。
大事な大工道具であるノミの研ぎ方やノコギリの使い方などを現役の大工さんである講師の先生に習い、のこぎりの挽き方もだんだん上手になりました。
道具作り
道具箱作り
使用する木材も運び込まれ、いよいよ木造軸組み実物モデルの工事が着工です。
まずは手板を書き、土台の墨付け、刻みです。
自分で墨付けした木材に対して手刻みを行いました。
1年生もそうですが、2年生も昨年1度やっているとはいえ真剣な表情です。
ちょっとした誤差があると建物が傾いてしまったり、まっすぐに建たなくなってしまいます。
手板
木材到着!
土台の墨付け
刻み
近年プレカット工法が全盛で、現職の腕のいい職人さんであっても墨付け、刻みのできる人は少なくなってきています。
東北電子専門学校の建築大工技能科では在学中に2棟の家を実際に建てる!という一連の作業を行います。