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造作材の加工

2023年12月14日 14:03 建築大工技能科

今回は内部で使う窓枠や壁と天井の取り合いに使用する廻り縁、壁と床の取り合いに使用する巾木などの造作材を、自分たちで加工します。
(以前、規格寸法にない木材はどうするか???を掲載してますので、そちらを参考にどうぞ。)
パイン集成材より必要寸法に挽き割り、カンナで仕上げ、必要に応じ溝を突いていきます。

この溝から釘を打って固定しますが、目立ちにくくするという工夫の一つです。

今回、幅60センチ、長さ4メートル30センチ、厚みが30ミリの集成材を引き割りました。
木取りと言って無駄なく多くの材料を切り出すことによってコストが下がりますので、ちょっとした工夫も必要です。切り余して不要になった材料を処分するのにだってお金がかかります。
挽き割る係、カンナ仕上げをする係、溝を突く係に役割を決め進めていきます。

木取り1

木取り2

挽き割り

溝突き

東北電子専門学校の建築大工技能科では在学中に2棟の家を実際に建てる!という一連の作業を行います。