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住宅の電気工事を体験する

2024年11月14日 14:19 電気工事科

電気工事科の実習では、実習室内だけの実習ではなく、実際の家に電気工事を行います。

2年生は、姉妹校の東日本航空専門学校内にある建築技能実習棟において建築大工技能科が製作した模擬家屋に、電気工事の配線作業を行いました。

講師は、現場で毎日電気工事を行っているプロの方です。最初は、脚立の登り降りの注意事項について学び、コンセントや、スイッチを取り付ける日本間ボックスという器材の取付け方、電線の捩りを直す方法等を学びました。
図面を見ながら複線図を描き、その後、スイッチ等を取り付ける日本間ボックスを取り付けました。そしていよいよケーブルの布設です。

学校内の実習盤の上で配線するのとは違い、実際の住宅では、自分でどのように配線するかそのルートを決めなければなりません。また電線を通す穴をあけたり、断熱材の邪魔にならないように電線の位置を考えたり、普段の実習では得られない貴重な知識と体験をプロの方から学ぶことができました。

天井や壁ができた頃には、配線した電線に照明器具やスイッチを取り付けて、電気を通すまでの作業を行う予定です。