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女川原子力発電所を見学してきました

2024年10月22日 17:17 電気工事科

10月9日(水)、電気工事科2年生は、東北電力女川原子力発電所の見学を行いました。

東日本大震災以来、女川原子力発電所の見学は電気工事科では14年ぶりとなります。発電所まで仙台からは片道約2時間かかります。東日本大震災後女川駅前にできたハマテラスで昼食をとり、まずは女川原子力PRセンターに向かいました。

昼食をとります

女川原子力PRセンター到着

PRセンターでは、東日本大震災の前後のエネルギーミックス(発電所の種類別の割合のこと)の変化をスライドで学び、原子力発電の仕組み等を、実物を精巧に再現した模型を見ながら、原子炉、タービン、燃料棒といった専門的な用語を含めてわかり易く説明して頂きました。

その後、身元確認を済ませ、専用のバスに乗って発電所構内の見学に向かいました。敷地の広さは、東京ディズニーランドの3倍とのことで、いたるところで、今尚安全のための工事が行われていました。発電所構内には関係者以外立入禁止のため、バス中からの見学となりましたが、非常時の司令塔としての建物や水や電源の確保のための設備、高さ29mの堤防等、来月の再稼働に向けて、万全の準備がされている様子が伺えました。

最後にPRセンターに再び戻り、立入禁止であった原子炉建屋や主要施設の内部をVR映像で見ることができました。

全行程7時間という1日がかりの見学ではありましたが、東北電力に内定した4名の学生は勿論、クラスの半数近くが東北電力グループ関連会社に内定していることもあり、皆真剣な眼差しで見学をしいて、とても充実した1日となりました。