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建築科2年生 建築実習Ⅱ(生コン打設)
2022年8月30日 14:20 建築科
今回はいよいよ生コン打設になります。
前回同様、座学で必要なコンクリート数量を拾い出す積算を行い、材料になる砂・砕石・セメント・水の量を容積と比重を元に、重量換算で使用量を算出し班ごとにまとめました。
本来コンクリートの調合の基準となるものがあるのですが、班ごとの創意工夫で単位水量や単位セメント量を調整し、強度にどのような影響を及ぼすか?というところまで挑戦してみました。
まずは使うものを並べてみました。
重さを量る、台はかり、電子はかり、練り板(フネと呼んだりもしますね)、ハンドスコップ、バケツ、後は使用材料。
![](../../images/220826_1b.jpg)
台はかり
![](../../images/220826_1a.jpg)
電子はかり
![](../../images/220826_1c.jpg)
材料を並べてみた
【コンクリートの作りの手順】(本来は④→③)
①それぞれの材料を正確に量る
②フネの中にセメント・砂(細骨材)を投入し、むらなく混ぜる
③水を入れてさらに混ぜる
④砕石(粗骨材)を投入し、また混ぜる
⑤打設!
![](../../images/220826_1d.jpg)
セメント量の計測
![](../../images/220826_1t.jpg)
![](../../images/220826_1e.jpg)
砂の計量
![](../../images/220826_1f.jpg)
砕石の計量
大きなスコップなんかで練り混ぜすると効率的なのですが、ハンドスコップでしっかり混ぜていきます。
良く混ざったところで規定量の水を投入し、さらに練り混ぜし砕石を入れます。
固まる前の柔らかいコンクリートを生コンクリートやフレッシュコンクリートなどといいます。
![](../../images/220826_1g.jpg)
まずは砂
![](../../images/220826_1h.jpg)
セメント投入
![](../../images/220826_1i.jpg)
良く混ぜます
![](../../images/220826_1j.jpg)
空練り完成
![](../../images/220826_1k.jpg)
水を入れ
![](../../images/220826_1l.jpg)
良く混ざったら
![](../../images/220826_1m.jpg)
砕石を入れて
![](../../images/220826_1n.jpg)
さらに混ぜて出来上がり
苦労して作った大事な生コンをこぼさないように、ハンドスコップで型枠の中に入れます。
この際に丁寧な締固めができると、脱型時に打ちあがりのきれいなコンクリートに仕上がります。
![](../../images/220826_1o.jpg)
打ち込み前の型枠
![](../../images/220826_1p.jpg)
ハンドスコップで少しずつ
![](../../images/220826_1q.jpg)
つついて締固め
![](../../images/220826_1r.jpg)
叩いて締固め
![](../../images/220826_1s.jpg)
打ち込み完了
次は強度試験用のテストピースの採取や、スランプ試験を終えてからの打ち込みを紹介します。
余談になりますが、この模様を私個人のInstagramに載せたところ、友人から「泥遊びしてるの?(笑)」と言われました。