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建築科2年生 鉄筋コンクリート柱サンプル作り ~鉄筋の加工組み立て~
2024年7月12日 16:23 建築科
今回は鉄筋コンクリート柱サンプル作りの後編、鉄筋の加工組み立てです。
班ごとに用意した鉄筋を目の前に作業開始です。
曲げ見本
6本曲げます
まずは鉄筋の加工ですが、10mmと13mmの鉄筋を使います。
それぞれ切り出す長さをマーカーペンで印をつけ終わったら、1本目は金のこを使って切ってみます。
皆さん苦戦してますが何とか切断完了です。切れ目が半分以上入ったところで折るという荒業を見つけた班も......。
2本目からは鉄筋カッターを使って秒で切断。作業前に安全な使い方を習得し、指を挟まないように注意しながら冊段していきます。
鉄筋の墨付け
まずは金のこで
次はバーベンダーと呼ばれる鉄筋を曲げる機械を使って、帯筋を曲げていきます。
ただ曲げるのはものすごく簡単なのですが、200mm以内の正方形にするのはコツがいります。
例年ここは思い通りに行かないのが常なので、作業を見守る私としては一番楽しみな場面の1つですが、まずは機械の使い方、曲げ方の注意点やコツなどを伝えながら実際にお手本を披露します。
各班6本ずつ帯筋を加工します。まずは1本だけ墨を付け試しに曲げてみますがどうでしょうか?
そのまま継続できる班、再考が必要な班など様ざまです。ここで失敗することが後々プラスになるのです。
曲げ終わったものを結束線で主筋と結束して完成です。
この結束作業もコツを必要とします。結束線が切れないように気に掛けているとゆるゆるになったり、締めすぎて切れてしまったり......。
結束作業
みんなで協力しながら結束
自立する???
昨年の企業連携「木造軸組実習」の時もそうでしたが、このクラスは女子生徒の活躍が素晴らしいです。
次回は型枠の中に鉄筋を据え付ける作業をお伝えします!