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建築科2年生「建築法規演習」
2022年12月 9日 17:26 建築科
建物を作る上で建築基準法をはじめ、たくさんの法律があります。
今回はたくさんある中の建築基準法、その中でも身近なところにある、「階段」にまつわる基準を確認するために、本校校舎内にある階段を使って法に適合しているかを調べてみました。
建物の用途や規模によって階段の幅や踏面(階段の足を載せる平らな部分)、蹴上(階段の一段の高さ)が異なりますので、本校の用途や階数なども含め、適合しているか実証してみました。
(実際に完成しているので適合していることは明らかなのですが......。)
まずは階高(例、1階の床から2階の床までの高さ。各階ごとに違うこともありますので)を測っていきます。
巻尺の先を持つ人、目盛りを読む人、記録する人など役割分担をして進めていきます。
地下1階から15階までみんな同じだったかな?
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上から巻尺を伸ばして
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直下階の床にあてる
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階高の測定
三角定規も使い、正確な踏面(踏幅と言ったりもします)や蹴上げを計測していきます。
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三角定規も使って
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踏面・蹴上の計測
すべての計測が終わって、資料をまとめてレポート作成へと進んでいきます。何かに気が付いてもらえるといいのですが......。
完成したレポートを見るのが楽しみです。