卒業生インタビュー

今の仕事について教えてください。

アニメ業界で、CGによるモデリングをしています。キャラクターや衣装を作ることが多いですが、最近はメカにも取り組むようになりました。セルルックを主に使う会社ということもあり、作画に引けを取らないクオリティを維持できるよう、試行錯誤の日々です。予算内におさめ、期限に間に合うようにするには、自分の技術をブラッシュアップしていくことが必要だと感じています。

仕事をするうえで、気をつけていることは何ですか。

作業が滞らないよう、先を見て行動しています。作業中に問題が見つかると、手を止めることになり、時間をロスしてしまうからです。事前に問題を見つけることで、スムーズに進める可能性が高まります。

人間関係を円滑にするために、どのようなことに気を配っていますか。

作業をされている方に手短に質問や報告ができるよう、資料を作成しています。たとえば、Photoshopなどで画像を作り、ポイント等を書きこめば、わかりやすいのではないでしょうか。後輩には、仕事が順調に進んでいるか、無理をしすぎてないかなどの声掛けを心がけています。

社会人生活で、どのようなことが大変ですか。事前に準備をしておけばよかったことなどありましたら、教えてください。

会社で使用するソフトのツールの把握です。入社する会社の採用ページで、確認できると思います。知っているのと知らないとでは作業スピードが何倍も変わりますし、先輩方も付きっ切りで見てくれるわけではないので、覚えておくに越したことはないです。

オフの時間はどのように過ごしていますか。

作画の勉強のためにも、アニメを観ます。平日は座りっぱなしなので、休日はあえて外出するようにしており、ジムや温泉、カフェ、ショッピングなどによく行きます。

新社会人になる後輩の方々に、メッセージをお願いします。

最初は覚えることが多くて大変だとは思いますが、身につけたことは、いずれ武器になります。数年後には、しっかりと自分のやりたいことが実現できるはずです。学校で学んだことを活かし、それぞれの夢をあきらめずに頑張ってください。

（この記事は令和5年3月16日発行の同窓会会報36号に掲載されました）

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