東北電子専門学校 同窓会

卒業生インタビュー

写真:SHIKDER SABIT SELIM

お客様には、常に誠実さを心がけています。

SHIKDER SABIT SELIM (シクダル・サビット・セリム) さん 2016年度 国際ビジネス科・教養コース 卒業

株式会社ARCA 勤務

今の仕事と、やりがいについて教えてください。
自社製温水洗浄便座の海外向け販売です。東南アジア諸国やCIS加盟国、ヨーロッパ、アメリカなどの陶器(便器)製造業者やサニタリー製品販売会社などに日本からメールや電話でアプローチし、商談のためにその国々に出張したりします。様々なお客様とやり取りできることやチームとして販路開拓していくことにやりがいを感じています。
仕事をするうえで、気をつけていることは何ですか。
「言葉遣い」と「価値観」です。社内に15ヶ国の社員がいて、それぞれの価値観や文化、物事の考え方が異なるため、各々の価値観を尊重しながら言葉選びに工夫しています。
また、部下を指導する時はなるべく分かりやすい内容で指導するように努力しています。
人間関係を円滑にするために、どのようなことに気を配っていますか。
社内では同僚や部下の話をよく聞き、困っていることがあったら、ときに周囲を巻き込みながらサポートしています。
また、お客様には、常に誠実さを心がけています。直接会ってお話しできない場合は、電話やメール、Web会議サービスなど、状況によって使い分けしています。
社会人生活で、どのようなことが大変ですか。事前に準備をしておけばよかったことなどありましたら、教えてください。
計画的に仕事を進めても、相手は海外のお客様であって、突然、変更事項が発生したり、担当者となかなか連絡がとれなかったりすると、海外出張や他の仕事、プライベートにも影響が出てしまいます。公私とも、スケジュールに余裕を持つ大切さを感じます。
そういうこともあって、入社時期に考えていた通信課程大学の入学や資格取得などの勉強の時間が、なかなかとれません。学生のときに今取りたいと考えている資格を取っておくべきだったと後悔しています。
オフの時間はどのように過ごしていますか。
仲間とドライブに行ったり、映画鑑賞をしたりしています。また、最近はゴルフを始めたので、上手くなるようにゴルフの練習もしたりしています。
新社会人になる後輩の方に、メッセージをお願いします。
どんな仕事でも、できるようになるまで時間がかかります。時には我慢も必要です。
失敗を恐れず一方を踏み出さない限り、成長はできません。失敗しても損はない、その経験を次に活かせるからです。みなさんも頑なにならないで、柔軟に新社会人生活をおくってください。

(令和3年3月発行の同窓会会報34号に掲載)

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