キャンパスニュース
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キャンパスニュース 2019.11.22
11月15日(金)に、仙台駅前のアエル2階アトリウムで建築未来賞の表彰セレモニーと、大賞受賞者のプレゼンテーションが行われました。今回で25回を迎える「みやぎ建築未来賞」は、将来の建築士をめざす若者のために、創意工夫と発表の場として宮城県の実業高校、専門学校、職業能力大学校の学生による競技設計を行う、一般社団法人 宮城県建築士事務所協会が主催する歷史あるコンペティションです。
ポスター
一緒に表彰式オープニングテープカット
審査員と受賞者の方々
今年の設計テーマは『住宅 × ○○』。実在する環境や地域資源の活用を仮定し、その環境とライフスタイルに相応しい住宅を設計することが今回のテーマで、「○○」の部分は自由な発想で設計者が設定できます。
他校の出展作品のほとんどが模型で作品表現している中、東北電子では学校の強みを活かしてアニメーションCGとVRで作品を表現しました。
今回は25周年ということで、宮城県建築士事務所協会会員の設計事務所の実務者の皆さまによる投票で"25周年特別賞"が設けられ、本校建築科の学生作品が多数の表を集め、大賞とダブル受賞しました。
模型展示ではなくVR作品展示です
大賞受賞者のプレゼンテーション
受賞式
大賞と25周年特別賞
を受賞した大井 優弥さん
火星に木造住宅を作るという仰天の発想で、未来を創造した作品として評価されました。
一見、非現実的な発想ではありますが、未来の火星の気候変化や、火星で人間が暮らすために必要な環境を科学的な見地から考慮し、木造と氷を使った大胆な構造の住宅を提案し大賞を受賞しました。
また、大井さんは大会25周年の特別賞も同時受賞しました!
交通省東北地方整備局局長賞を
受賞した真籠 智也さん
空に突き出したクライミングスペースが特徴的な丘の上の住宅を設計!
開放感があり、家族の繋がりと共に楽しめる環境を屋内に設けた点が評価され、真籠 智也さんが国土交通省東北地方整備局局長賞を受賞しました!
仙台市長賞を
受賞した松岡 紀樹さん
沼に突き出した全面ガラス張りの大胆な設計で、インスタ映えする空間を表現!外壁はマジックミラーで屋外からのプライバシーと家の中からの開放感を同時に実現する構造で、四季折々の風景に調和する発想豊かな設計が評価され、松岡 紀樹さんが仙台市長賞を受賞しました!
仙台市教育委員会教育長賞を受賞を
受賞した遠藤 健さん
1Fのエントランスが音楽演奏スペースで、最上階まで吹き抜けのある5階建ての集合住宅を提案。
土井晩翠ゆかりの地で音楽に包まれる暮らしをイメージしました。CLTパネル※の間にファイバーコンクリートを打設した躯体で、構造にもこだわった点が評価され、遠藤 健さんが仙台市教育委員会教育長賞を受賞しました!
※CLTパネル:大規模建築にも使用できる強度のある木製の直交集成板
全員で記念撮影