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スキルチェックを実施しました
2023年6月 7日 10:29 建築大工技能科
建築大工技能科では、毎月月末にスキルチェックといって座学でいうところの小テストのようなものを実施しています。
５月の末に１年生は初めてのスキルチェックを体験しました。
講師によるお手本
スキルチェック前の練習時間
スキルチェックは15分という決められた時間内で以下の6項目をチェックしました。
１）のこぎりでスミに沿って真っすぐ綺麗に切る
２）のみでスミ通りに規定の深さ以上のほぞ穴を掘る
３）カンナをかけ、削りくずの良し悪しではなく、削った材料の手触りはどうか。
４）釘を使い、材料を指定された場所に段差（目違い）なく固定できるか。
５）ドリルを使い角材にまっすぐに穴を開けれるか。
６）自分の道具箱がしっかり整理整頓できているかどうか。
のこぎり
ノミでの穴掘り
カンナがけ
ドリルでの穴開け
いくら綺麗にほぞ穴が掘れていても切りくずが散らかっていたら減点です。また、刃物を地面にそのまま置いたり、置く向きによっても減点されます。
電動ドリルで穴は綺麗に開いたものの、ドリルを保持する力を抜いてしまいキックバックを受けてしまうと減点です。油断できません。
１年生 VS ２年生で各学年１人ずつ実施していきます。
作業の順番は自分の好きなように行います。
次回は違うチェック項目になります。
トラックなどに荷物を積んだ際にロープなどで荷締めしますが、その結び方も簡単なようでコツがいります。
新種目として取り入れようと思っていますので、空いた時間に練習を。
ロープでの荷締めの練習
仕事に就いて即役に立つ技能を身に付けてもらうために、いろいろと考えを巡らせています。
近年プレカット工法が全盛で、現職の腕のいい職人さんであってもスミ付け、刻みのできる人は少なくなってきています。
東北電子専門学校の建築大工技能科では在学中に2棟の家を実際に建てる！という一連の作業を行います。
